「にしてもひかる、相変わらずだねー。」
「なにが?」
「見た目よ見た目!綺麗すぎて妬けるーっ」
笑ってそう言う祐希はノートにペンを走らせた。
奇跡的にあたしと同じ学部。だからほとんど一緒の講義をとってる。
奏太くんには悪いけど
信じられないくらいに楽しい。
大好きな親友が隣にいるだけでこんなに違うのに気づいた。
…それを祐希に言ったら気づくのが遅すぎるって怒られたけど!
放課後は買い物に言ったり
色々なところに行って…
他にも少しいた同じ中学の子達に誘われて祐希と合コンにだって行った。
でも
光輝を越える人なんているわけ無くて。
そんなの最初からわかってて行くから…虚しさだけがどんどん増していった。

