「ぷっ…はぁ!ひどいよ、光輝。何すんの!?」
「…別に?もっかい乗る?」
「乗らない!1人の乗る!」
光輝のせいで全然楽しめなかったし…し…
身体、熱い…
浮き輪なんてそっちのけで急いでプールサイドへあがる。
「ちょ、ひかる?」
「お手洗い行ってくるから。」
冷たく吐き捨てて足を進めた。
あたし今、冷たく言えてた?
心臓が暴れて
肌が触れてた感触が残ってて
光輝の胸板を感じて…
色々、いっぱいいっぱい。
なんでいきなりあんなこと…
もう、光輝のバカ―――!!!
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