「あのね、神社の人に聞いたんだけど…ずっと一緒にいられるようにっていう御守りなの。超可愛いし、見た瞬間これだーっ!って思って……


光輝、やだ?」






ちょっと不安になって下から見る。




光輝…こーいう女々しいの嫌かな?






「マジで?…って、嫌なわけないじゃん。ひかるがずっと一緒にいたいって思ってくれてるってことでしょ?」




「…ま、まぁ。そりゃね?」





「…嬉しいよ。ありがとう。」






よしゃっ!


満面の笑みでなでなでいただき!



頭に触れる感覚がやみつきになるくらいに気持ちいい。



もう、めちゃくちゃ幸せ。






箸だって、実は光輝の家にあたしのモノを置きたいって言うのとここで一緒にご飯食べたいっていう策略を兼ねてる。







その後も2人で八つ橋を食べながらあたしが買った髪飾りを光輝にしてみたり。



光輝に買った和模様のハンカチをコッソリ後で気づくように洗面所に忍ばせておいたり。


(お店で書いた大好きのメッセージ付き///)





のんびりとした幸せな時間だった。