千沙さんと一緒に鏡の前に座る。 「ナチュラルメイクにしとくよ!男の子に引かれたら駄目だしね!」 「うん、ありがと♪」 薄いピンクのチークに、ブラウンの隠しアイライン、眉毛を整え、 マスカラを一度だけさっと塗ってくれた。 「あっ、歩可愛くなったじゃん!どっからどう見ても龍姫になんか見えない!」 「千沙さん天才!ありがと!」 凄くうれしいかも。 「父さん母さん!どう?」 見せに行くと二人とも喜んでくれた。