カオル君は私の質問に まずは笑い声で答えた。 「なんで笑うの?」 さすがにちょっとムッとしながら 私はつぶやいた。 「ごめんごめん・・・てかさ・・・ ここ真希ちゃんの地元だよ? 最寄り駅、F丘」 「えぇ!?」 「まぁちょっと駅まで遠いけどねー」 私はムッとした分、余計に恥ずかしくなって 顔が火照ってしまった。 その後はおとなしく、カオル君から昨夜の出来事を 聞かせてもらった。