茶色い髪がふんわりと、 私の鼻先をくすぐるくらいの至近距離。 これは・・・夢? 現実・・・? ぽかんとしている私の目を見て男の子は 「おはよー真希ちゃん。もう夜中だけど」 「えぇ?」 私。 雑誌をめくっているうちに またまた眠ってしまったのか。 よく見回すと、ここはカオル君の部屋。 ・・・て事は。