out of control ***ハァトがゆうこときかないの。【執筆中】


「あ、はい」

遠慮したいとこだったけど

喉、カラッカラ。

「やーだーぁ~なんで今更

敬語とか使ってんの?

一個しか違わないじゃん。

はい、これ」

「・・・ありがと・・・」

ところであなた、誰ですか?

なんて

何となく言えなくなるくらい

彼女がコップに注いでくれた

冷えた麦茶はおいしかった。

「おかわりいる?」

なんて、もう。

頷くしかない二日酔い。

彼女は再び冷蔵庫を開け

しゃがみこみながら、

「私もーすぐ出勤だけどさぁ

入れ違いくらいにあの子

帰って来るからー。

まぁゆっくりしてってよ」

さらに私の頭を混乱させる

言葉を口にした。