誰だこの人。 どこだこの部屋。 なんなんだ一体。 ・・・・・・・・・・・・・・・ 私は暫くの間 パニックに陥り ぴくりとも 身動きが取れず ものすごいスピードで 全身にドッと汗をかいた。 ・・・えーと。 どうしよう?これから。 どうすれば、いいんだろ。 悶々と考えている 私の耳元で、 『ガーッ!』の音が 途切れたのと同時に 手を止めた女と パッチリ。 目が合ってしまった。