out of control ***ハァトがゆうこときかないの。【執筆中】


「それで私、どういう訳で

ここにいるのか知らない?」

ユーイチ君の吐き出した

煙草の煙をぼんやり見ながら

私は大そう間の抜けた、

だけど今の私には聞くしかない

質問をしてみた。

恥を忍んで ってヤツだ。

ユーイチ君は、再び

相変わらず音が聞こえない

テレビの画面を観たまま

「さあ・・・?」

と、呟いた。