ようやくトイレを後にした私は


「まぁ、よかったんじゃないのそれで」


なんて有美子に慰められつつ
笑われつつ


ごんごん煙草を吸いながら
がんがんビールを飲んだ。


そして、真夜中。


勢いづいた私達は
夜の街に飛び出して行った。