勉強を終わらせて夕食を食べに食卓に向かった。 「「いただきます」」 私の家はお父さん、お母さん、私の3人家族。 お父さんが仕事で帰りが遅い時は2人で食事をする。 「桜、何かご機嫌ね。何かあった?」 お母さんが笑顔で聞いてきた。 「え~、わかる?うふふっ」 「何があったのよ~」 お母さんと私は凄く仲がいい。 だからこういう話も楽しい。 「あっ!もしかして、旭君と何かあったでしょ?」 お母さんは私が旭を好きなのを知っているから鋭い。