ゆめとダブッて…いきなり罪悪感を感じた。 俺…何してるんだ…? ゆめじゃない… そんなこと分かってる… けど… 「佐倉くん…?どうしたの?」 そう言いながら再び俺の首に腕を絡ませて、唇が触れそうで触れないところまで顔を近づけた。 彼女は、俺にねだるように、“してほしい”と言うかのようだ。 そうだ…ゆめじゃないからなんだ。