彼女は俺の首に腕を回して顔を近づけた。 「…ね、キスして…?」 ドキンッ まさかこんなに早く来るとは… せめてそういうのは避けたかった…。 もしかすると…一回くらいは…ファーストキスは… どんな形であれ、ゆめにしたかった… 「…早くね?まだ、俺たち付き合い始めて1日経ってねぇよ…?」 「早いとか遅いとかあるの?互いに好きだから付き合うんだよ?気持ちを伝えるにはタイミングとかないよ。」 …なんとゆーか… ごもっともすぎて言い訳が思いつかない。