「…ありがとう。その代わり校内で待ち合わせしたりしよう」


今度はちゃんと笑えてると思う。



「やったっ!!」



じゃあまた明日ね。とアドレスを交換して別れた。



「ふぅ…」



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「くっ…ぅ…ぅぅ…」



本当は…一番最初で最後の彼女に、ゆめをしたかった…



泣いたって仕方ないことくらい分かってる…



頷いたのは自分だ。



承諾したのは俺自身だ。