スキで何が悪い!?【完】





「幼なじみだからっすよ。もはやゆっ…浅野は家族みたいなもんすから」



ズキリ…



胸の奥が痛んだけど、無視した。



痛がってどうなることじゃねぇし。



「……まぁ…青春だな…。」



柔らかく、藤原は微笑んだ。



「行って良いぞ。ごくろうさん。」



「失礼しました」