「はぁ…。ゆめといるよ。ちょっと寄り道してただけ。」 『本当に!?』 う゛っ… 「…本当に。寄り道してただけ…」 『……嘘だな。まぁ良かろう。それは後でじっくり聞くとして、ゆめちゃんとサッサと帰ってきな。じゃーね!ブツップーップーップー…』 一方的過ぎる。 「はぁ…」 またため息が出る。 「まきママ?じゃあ早く帰んないとね!」 制服を整えたゆめが照れくさそうに笑った。