「そんで…俺は、ゆめと一緒に帰れなくなるなんてイヤだっ!」
きっともっといいセリフがあったんだろうに。
セリフはぐちゃぐちゃなアドリブしか出ない…
「だから、俺がゆめに…こくっ…言えばいいと思ってたんだけど、どうしようか悩んでたんだよっ!」
はぁ…言った…言えた…すきって言ったし、なんか説明しちゃったけど…伝わったよなっ!?
ゆめ!
じっと見つめる。
反応を待つ…
瞬きもせず、少し下を見ながら考えてるようだ。
リンリンリンリン…
鈴虫の歌が響く…
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