「戻りますよー!」 屋上の後片付けをしていた五人が声をかけてくる。 「はいっ!!」 とっさに俺から離れるゆめ。 てゆーか、抱きしめた方が目立つと思うんだけど、そっちは平気なんかな…? 階段を下りていく途中、蛍光灯に照らされてるゆめの顔はまだまだ真っ赤。 可愛いな… そっと手に触れると、ますます赤くなりながらしっかり手を握ってくれた。