「いやっそーでもねーよ。そーでもない。ちょっと疲れてて…」 ごまかせ!俺!ごまかしきれ! 「疲れ…?疲れるほどの事?そーでもない訳ないよ…?」 キョトン…と目を大きく見開いて見てくる…やばい…!攻められてる…! 「つ…疲れてるのは、部活…だし。なんか、今日やけにメニュー…キツくてさ」 チラッ 思わず逸らしていた目を元に戻す。 うわっ! 明らかに疑われてる!めっちゃ不信な顔してる…! そして不意に、ゆめが立ち止まった。