「俺は悩み事がないほどアホじゃねーよ。」



眉間にしわを寄せてキゲンが悪いように見せる。



「あはは。そーなの?でも、静かになっちゃうほど悩むなんてあったっけ?」



俺の顔をのぞき込むな…かわいいから…



って俺病気か!?



そんな率直に思えたこと無いはず!



「ねーよ。基本は『こんなんでよくね?』って感じに流すから」



「じゃあ、今そんなに重い悩みがあるの?」



あ…しまった…このままだと悩みの内容を知られる…!