「たっ確かにそんな事もあったけど…俺は嫌だ!」 キーンコーン… タイミングよくチャイムが鳴る。 「佐倉~…」 残念そうに席に向かう橋本。 知るかっ 俺だって、サッサとゆめを変な目で見られないために、全校生徒の前で宣言しちゃいたいけどさ… あまりにも恥ずかしすぎるだろ… ゆめのことが好きだ。 今までもこれからも 俺はゆめしか見ない。 それにしたって…ね? うーん…