とても穏やかな日々を過ごしている。 「じゃあ、またあとで」 「おう」 教室の前で別れるのも日課になっていた。 「いいねぇ~イケメン彼氏と可愛い彼女!まさに理想!お互い、異性に狙われていたことも気づかないくらいの鈍感だしな」 「朝からよくしゃべるなー橋本」 「んだよ。事実をきちんと鈍感なお前に教えてやってんだろ」 そう言いながら肩を組んでくる。 顔近いから…