「ところでゆめ」 「ん…何?」 「“抱いた”ってうるさかったけど、俺、抱きしめても、まだ誰も抱いてねーよ?」 「は?」 「いや、だから、そこまでゆーなら今ここで抱いてもいいよって言ってんの」 「え?ちょっ」 シロツメクサの絨毯の上に優しく押し倒す。 「もう意味、分かってんでしょ?」 「待って待って!なんでここ!?ちょっ、ん」 触れるだけのキスを何度もして、首筋にいく。