スキで何が悪い!?【完】






「やだ」




腕に力を込めて再び抱き寄せると、簡単に腕に収まった。




一瞬目が合うとプイッとそらしてしまう。




耳まで真っ赤だ。




そっと




耳に息を吹きかけようと顔を近づけると




「…まき…」



「ん?」



「すごく見られてる…」