昇降口にはやっぱりゆめの姿はなくて、靴箱を見ても靴は無かった。 そして、急いで靴に履き替えていこうとしたら、 俺の靴の上に手紙が置いてあった。 「…ラブレター…?」 ちゃんとその想い、 読んでみるけど、 ちゃんと、 今度こそ断る。 なんかもう…胸張って言える。 “ゆめが好きだから” って。