恋人〜なにがあってもあなたのもとへ〜

「私こそごめんね」



「ユウナ最後に抱きしめていいか?」


「うん」


そう君は、そっと抱きしめてくれた。



「ユウナじゃあね」
と言って保健室から出ていった。




「杉浦、さっきは助けくれてありがとう」


「ユウナちゃん、服着たら?」



「本当だ。忘れてた」