君に届かないI・LOVE・YOU





「…桜、もしかしてこの子…!」


「花咲君。…例の転校生だよ。」


伊織は目を輝かせて、お昼どころじゃないね。



「初めまして、花咲です。桜先輩のお友達ですか?」


「えぇ、諏訪伊織です。

あ、そうだ。
花咲君も一緒にお昼食べない?」


「いいんですか?」


「いいわよ。ご飯は人数の多い方がいいもの。
ね、桜。」


「う、うん。そうだね…」



なんか成り行きで花咲君とお昼食べることになるし。

伊織は何が目的なのか……

っていうか、この3人って違和感ありすぎでしょ!



お兄ちゃんも変な人連れてきたな…