君に届かないI・LOVE・YOU









「で、昨日ねっ!」


「へぇー夏輝さんに仕返しなんてよくできたわね。」


「それくらいできるよっ!」




伊織は私をなんだと思ってるのやら…


朝の学校で伊織に昨日の出来事を話す。


一応転校生のことも…



これから大和に話さなきゃいけないとなるとまた別の話だけど。




考えれば考えるほど気が重くなってくるのと反して、遠くからドアの開く音と夕凪君の声がした。



「じゃ桜、あたしは夕凪と話があるから頑張って。」



って、伊織はウインクをしながら夕凪君を連れて行った。



なんて、強引な…