◆ いつもすれ違いばっかで、 絶対に届かないと思ってた。 いつまでも自分の中でだけ思ってるフリをして、でも本当は怖くて何も言えなかったのは私。 バスケをしてる彼の姿を、密かに見ることしかできない自分がずっとずっと嫌いだった。 だから届かない気持ちを大和のせいにして 届かせることを忘れてた。