「お、お兄ちゃん!?」
なぜかそこには、アメリカにいるはずのお兄ちゃんが笑いながらい立っていた。
「悪い悪い。可愛い妹の後ろ姿をみたら、つい意地悪したくなってな。
そんなに怖がるとは思ってなかったんだよ。」
「何がつい、よ!
誰か分からない人に路地裏連れ込まれたら誰だって怖がるよ!」
こっちは死ぬかと思ったのに…
楽しそうに笑うお兄ちゃん。
いつも私に意地悪しては、それを楽しんでる最低な奴。
それでも、
「ほんと悪かったって!帰りにケーキ屋寄ってこうぜ。おごってやるから。」
なんて、何気なく優しかったりして…。
だからお兄ちゃんは嫌いになれない。


