「桜、俺アメリカで頑張る。
それで強くなってまた、戻ってくる。
だから、悲しむなよ。
一生の別れじゃない、また会える。
俺は、桜には応援しててほしいし、
いつでも笑っててほしい。
寂しかったらメールでも電話でもなんでもいいから、俺にすること。
………絶対、一人で泣くな。」
溢れてくる涙を止めることは私にはできなくて、代わりに大和が拭ってくれる。
優しい顔で笑う大和は、いつも私が大好きな大和。
いつからこんなに大きい存在だったんだろう。
昔はお兄ちゃんみたいな存在だったのに、いつの間にかすごく大切になってた。
だからそれを壊すことなんてできなくて、
何回もすれ違って、
遠回りして、
たどりついた先で、君が笑っててくれるなら、
私はもう、それだけでいい。


