君に届かないI・LOVE・YOU






「んなの、話してくれるの待ってろよ。」


「分かったよ。待ってればいいんでしょ!待ってれば!」


こーゆー時だけ意地悪なんだから、お兄ちゃんは!!



もう絶対頼らないんだから!










その日の夜。

ピリリッ!

と、どこからか携帯の着信音。


携帯どこやったっけ…

がさごそとその場をあさって約1分。


「あった。」


ベットの上の布団に紛れてるのを見つけた。


って!こんなことに時間をかけてる暇じゃない!