君に届かないI・LOVE・YOU






「本当に?」


「なんも気にすんな。」


大和はポンポンと私の頭を撫でる。

うまく誤魔化された気もするけど…


言いたくないことを無理に言わせる必要もないよね。


「あ、そうだ!最近、駅前に出来たショッピングモールがね、結構評判いいんだって!

今度一緒に行こう?」


「なんかほしいものでもあんの?」


…ゔ…ただ大和と出掛けたいだけ、とは絶対言えないし…


「そ、そうなんだ!えっと、REGCE(レガシィ)の新作の洋服がほしくて…」



REGCEもう新作でてたかな…?

勢いでつい言っちゃったけど…