たくさんの思い出が、 たくさんの涙になって溢れてく。 流れた涙は大量の雨にまた流されるけど、 それでも、溜まったままよりはずっとましだった。 ずっと立ち尽くして、動こうと思っても動いてくれない。 もう動く気力すらなくて、 そのまま倒れたのは覚えてるけど、 そのあと どうなったのかは覚えてない……─────