君に届かないI・LOVE・YOU





「桜、一人で帰れる?」


「大丈夫。」


「大丈夫そうじゃないけど、私一緒に帰れないし…」


「平気だよ。大丈夫だから。」



昨日みたいに二人が仲良く帰ってんのみたらどうなるかわからないけど…


それでも今は大丈夫。



「そう?何かあったら電話しなさい。」


「はーい。」


返事をすると、伊織は手をふって教室を出ていった。

全く心配性なんだから。



…私も帰りますか。



人のほぼいなくなった教室。

私も自分の鞄をもって教室をでた。