君に届かないI・LOVE・YOU





平気そうに、でもすごく寂しそうに、


「もう一つは、ずっと俺と友達でいてください。」


って笑うんだ。



きっと誰よりも強くて、誰よりも弱くて、

それを隠して、きっと日向君みたいな人を世渡り上手、って言うんだなって思った。




「俺、先輩好きだけど、やっぱり先輩の笑顔が一番好きだから…


だから俺は、先輩にはずっと笑っててほしい。
ずっと友達です。

悩みとか、相談だって、なんだっていいです。
先輩が笑っててくれるなら。」


「日向君…ありがとう…!!


私、日向君のそうゆうところ、ずっと好きだった。
ううん、たぶん、ずっと好きだと思う。」



だから、友達。