君に届かないI・LOVE・YOU







それは間違いなく隣の席の大和の声で。

久しぶりに聞いたその声がもう何年も聞いてないと錯覚するぐらい凄く懐かしく思えた。


今まで隣になっても話すことなんてなくて、

話しかけられることもなかったから…。


凄く嬉しいのに、


「大和だってため息ついてたじゃん。」


こんなふうに言っちゃって。


「俺はいいんだよ。ってかもうため息つくな。」


「…………」


「返事は?」


「はーい…。」


なんでそんなに命令されされなきゃいけないの…


とか思いながらも反抗できなかったのは





きっと


大和のことが好きだから――