おもいっきり抵抗はしたものの、男子の力にかなうはずもなく、腕をはなされたのは屋上だった

「ちょっと!!
はなしなさいよ!!」
おもいっきり手をふりはらった

「お前・・・・・なんか・・・
おもってたのとちがうな」
といって笑った

やばい!!
われを失ってた!!

「・・・・・えっと・・・気のせいじゃ・・ないかしら?
水谷・・・くん?こそ、どうしたのかしら?」

ははっ、と水谷 蓮は笑った

意外とよく笑う人なんだな
水谷 蓮って・・・

いつも、冷たい表情しかみてなかったから少し誤解してたかも・・・?


「なんか・・・ずっとおれらのことみてたから、告白かな・・?とおもって
チャンスを・・・」


前言撤回


「私が告白するわけないじゃない!!
このぉ自意識過剰男ーーー!!」


私は頭に血がのぼり過ぎて本当にわれをわすれていた

「ふっ
ほんとにキャラちがうな
あの、お嬢様はどこいったんだよ(笑)」


・・・・・・・・・・・・・・やばい


ばれた・・・・・・・?
このままじゃ、普通の高校生活おくれなくなるっ!

「あ~おもしれっ

また見せてもらうなっ」


ばたん

と、扉がしまる



あれっ?
ばれてない?