かわいい王子VS鈍感な姫


1回戦を応援している時、バレーがやりたくなって仕方がなかった。


「良平!ちょっと来い!」


五十嵐部長は良平を呼んだ。


良平は走って俺の隣りにきた。


「七海、良平、2回戦は試合の途中から出てもらう。」


「「本当ですか!?」」


「あぁ。それと、2回戦に勝って3回戦に進んだら最初から出てもらうからな。一緒に頑張ろう!」


試合に出れる…!


「「はい!」」


体がうずうずしてきた。


「ななちゃん!良平くん!」


郁の声がした。


「郁!聞いてよ!俺たち試合に出ることになったんだ!!」


うれしくて、一番に郁に聞いてほしかった。