かわいい王子VS鈍感な姫


「まぁ、伸び具合は俺の予想以上だったけどな。それともう1つベンチ入りメンバーになったことで驚くのは早いんだよ。」


驚くのは早い!?


まだ驚くことが…?


「「なんですか!?」」


「それはな…」


ゴクッ━


「2人とも主にコートに入って試合してもらう。俺たちと一緒にな。」


「「え!?」」


コートに入って…!?


交代で時々コートに入るんだとばかり思っていた。


「やっぱりな。お前たちは自分の実力を下に見すぎだ。お前たちの力は県内の1年…いや、もしかしたら3年の中でも上の方だろう。」


良平はまだしも、俺はそんなに実力はないですよ…部長…。


しかもこの身長だし…。


「七海、身長のことだが、お前は確かに身長が低い。でもな、すごい力を持ってるんだ。」


すごい…力?