かわいい王子VS鈍感な姫


「アマの言う通りだ。お前たちには頑張ってもらわないと。なんてったって、俺の引退試合だからな!」


アマこと雨宮先輩が去っていった後に五十嵐部長が来た。


「頑張ります!…でも、メンバーに選ばれると思っていなかったので…。」


俺も良平も予想外だった。


「予告したつもりだったんだけどな。」


「「…え?」」


「入部して実力を見た後に言っただろ?『お前たちの力が必要になるかも』ってな。」


あっ…!


「他の1年生も経験者だけど、そいつらよりも練習きつかっただろ?」


そういえば、1年の中で俺たちだけ先輩に混じって厳しい練習していた。


「「はい。」」


「実力を見た瞬間から絶対戦力になってくれる、2ヶ月練習すればもっと戦力に…って思ったんだ。」


そうだったんだ…。