かわいい王子VS鈍感な姫


「…あれ?なんでみんなやめちゃったんだろ?」


郁は不思議そうにしていた。


ネタばらししてやるか。


「俺のサポートっていうのが嘘だからだよ。目を泳がせながら言ってただろ?あんな嘘信じるのは郁くらいだって。」


「え!?嘘なの!?信じて損しちゃったぁ。」


「七海!郁ちゃん!体育館行こ!」


「おう!」

「うん!」


入部届を持って、いざ出陣!


「「「こんにちは!」」」


「お!また来たか!今日はもしかして…」


「五十嵐部長!入部届持ってきました!」


俺たちは入部届を五十嵐部長に見せた。


「よし。みんな~集合!」


五十嵐部長の声で男子バレー部員が集合した。


「みんな!新入部員だ!自己紹介してもらうからな。じゃ、右から言ってくれ。」


右から…つまり、良平・俺・郁の順番だ。