かわいい王子VS鈍感な姫


郁は満面の笑みで首を縦に振った。


郁が…マネージャー!?


うれしい!


けど…集中できっかな…。


う~ん…。


「…ななちゃん?郁がマネージャーやるの…嫌?」


「い…嫌じゃないって!むしろ大歓迎だよ!」


「ほんと!?よかったぁ♪」


郁にかっこ悪いとこ見せないようにしなきゃな。


「じゃ、体育館行くか!」


俺と郁は1組に寄り良平と合流して、体育館に向かった。


その途中に郁がマネージャーをすることを良平に話した。


「良平。郁がマネージャーするって!」


良平は信じられなかったのか、郁の顔を見た。


「良平くん!よろしくね!」