かわいい王子VS鈍感な姫

「もうすぐ試合だな。みんなそろそろアリーナの前にいるだろう。」


俺たちはビデオを見るのをやめ、アリーナの方へ移動した。


すると、俺たち以外はみんなそろっていた。

「2回戦は予想通り平尾だ。次も勝って、都倉に挑もう!」


「「「はい!」」」


その後すぐにコールされ、アリーナに入った。


『平尾高校対桜高校の試合を始めます。』


礼をして試合が始まった。


いざやってみると長岡高校と同じくらいのレベルで、俺たちのチームは良平が入ったためレベルはあがっている。


俺は主に良平と雨宮先輩にあげ、次々とスパイクを打ってもらう。


どのセットも15点くらいでおさえ、勝利した。


「みんなお疲れ!次は昨年負けた都倉だ。リベンジを果たしたい!七海、さっき言ってた言葉をみんなに言ってくれ。」


さっき俺が言ってた…?


もしかして…


「『名前で負けるな!気持ちで勝て!』…ですか?」


「そうだ。出る人も出ない人も勝つという気持ちを持って…桜高一丸となって都倉と戦おう!」


「「はい!」」


桜高男子バレー部

1年5人、2年8人、3年10人、マネージャー2人…


合計25人の気持ちを1つにして都倉に立ち向かうんだ…!