かわいい王子VS鈍感な姫

あー…


緊張でドキドキしてるうえに、郁にもドキドキして…


俺の心臓やばいよ…。


さっきみたいに深呼吸して…っと。


「ふぅ~…。」


「…トラックの方へ移動します。トラックで走者順に場所の振り分けをするのでよく聞いてください。では、行きましょう。」


いよいよか…。


先生に連れられてトラックの真ん中に入った。


「第1走者の人はこっちへ。」


1組の第1走者は俺。


指示に従う。


男子・女子・男子…と交互に走るため、1組は俺、東森さん、竹本、下平さん、隼人、雫…そしてアンカーはもちろん良平という順で走る。


今まで知らなかったけど、実は東森さんはソフトボール部で下平さんはバドミントン部らしい。


1組は特進だからか部活に入っていない…いわゆる帰宅部が多くて、2人もそうなのかなぁと俺は思っていた。


ちなみに、1組40人のうち運動部は15人、女子5人が文化部だろう。


その他20人が帰宅部。


隼人も帰宅部だったりする。


現役の俺より速いんだからすごいよな…。


…あっ、他のこと考えてたらあんまり緊張しなくなったかも…!