かわいい王子VS鈍感な姫

人前で…か。


不安要素が増えた…。


それを良平は察したのかこんなことを言った。


「…まぁまぁ、リレーまでまだまだなんだしリラックスだ!リラックス!」


リラックスか…。


とりあえず、深呼吸をしてみた。


でも、なかなかリラックスできない…。


残酷にも時間は過ぎていく。


「ふぅ~…」


時間をかけて、やっと緊張がほぐれた。


こけない。


バトンパスのミスはしない。


大丈夫…。


ポジティブに考えることができた。


このまま走れば大丈夫だ…。


『1年クラス対抗リレーに出る人は集合場所に…』


…ドキッ!…


ドキドキ…ドキドキ…


やばい…。


また緊張してきた…。


しかもさっきよりも…。