かわいい王子VS鈍感な姫

「…7・8組の勝ち!」


俺は2回戦の相手になった7・8組のメンバーを見た。


すげぇ…。


ひきしまった筋肉質の奴や、ぽっちゃりとした力のありそうな奴ばかりだった。


一方、1・2組はひきしまった筋肉質の奴もいるが、俺みたいにそこまで力のない奴も結構いる。


7・8組の力はどれくらいかわからない。


でも、見た目では確実に負けている。


やばい…。


そう思いながら、俺は2回戦の綱の横に移動した。


目の前に並んでいる7・8組のメンバー。


近くで見るとさっきよりも迫力がある。


「2回戦を始めます。」


よしっ。


みんな…!

弱気じゃなくて…強気で挑むぞ!


「1・2組対7・8組、よーい…パンッ!!」



合図が鳴った瞬間、先に綱を引いた俺たちは少し優勢。


でも、徐々に元通りになり相手が優勢の立場になっていく。


…抵抗したいのに、力が…


「…パンッ!!」


あ…。