かわいい王子VS鈍感な姫

『開会式を終わります。席に戻ってください。』


開会式が終わり席に行くと、はちまきを渡された。


はちまきはクラスごとに色がわかれていて、わが1組は赤色だ。


2組の方を見ると…

そこにはピンクのはちまきをした人達がいた。


2組にはなりたかったけど…ピンクなら1組でよかったかも…。


ピンクだったらかわいいって言われそうだし…。


「七海!郁ちゃん大丈夫だったか…?」


良平も心配してくれてたんだな…。


「大丈夫だよ。心配すんな!それより、1年100mって1番だよな?」


「よかった~!安心したよ。」


さっきまで不安そうな顔をしていた良平は、すっかり安心した顔になった。


「100mは1番だったはずだぞ?」


『1年100m・80mに出場する人は集合場所に整列してください。』


「七海!良平!1位とってこいよ!」


「「おう!」」


隼人の言葉で少し気合いが入った俺と良平は、集合場所に向かった。