かわいい王子VS鈍感な姫

「本当に?昔からクラスが違うと応援してくれなかったから、今年もそうなんだと思ってて…。」


「本当だよ…!」


声に出せば信じてくれるよな…?


「郁…頑張れよ!」


俺は笑顔で言った。


「あっ!初応援だ♪…うん!頑張る!…七海もね!」


郁は俺の笑顔にこたえるように、笑顔で言った。


『開会式を始めますので整列してください。』


放送が鳴った。


「あっ、行かないと!色々ごめんね?あと…ありがと!じゃあね!」


郁は整列しに行った。


さてと、俺も整列しに行くか…。


俺は整列場所に走る。



郁…知ってた?


今のは初応援なんかじゃないんだ…。


昔からクラスが違うと声に出して応援はしてなかったけどさ…


心の中ではちゃんと応援してたよ?


郁…頑張れ!


こけんなよ…!


…ってな…。