かわいい王子VS鈍感な姫

クラス中が俺の『ふぇ?』に笑い出した。


俺の顔が赤くなっていくのがわかる。


恥ずかしい…!////


「あははっ!『ふぇ?』って何よ…ははっ!森くんはリレーの4人目よ?」


で…でも!


「俺、足遅いですよ!?」


「でも上位4位に入ってるの。だから森くんに決定!次、女子ね!」


あ…決まっちゃったよ…。


俺がリレー選手か…。


まぁ、やるからには頑張らないとな!


「…この7人にクラス対抗リレー頑張ってもらいましょう!では、今から5分くらい自由にするから種目の希望を考えてください!」


あ…。


女子は誰になったか聞いてなかった…。


「七海~、種目何にする?」


自由になったので、席が遠い良平がやって来た。


「100mと…綱引きか大縄かな。良平、リレーの女子って誰になったんだ?」


「聞いてなかったのか?東森さんと下平さんと雫だよ。」


雫もかぁ。


雫、バスケ部だしな。


それにしても、東森さんと下平さんはクラスの中ではおとなしいほうの人。


足、速いんだ…。


俺にとっては、ちょっと意外だった。